| ●私鉄高退協たより |
働きがいのある人間らしい雇用と社会保障を 菅直人総理も挨拶 ![]() |
| 連合は1月5日午後、2011年新年交歓会を日暮里・ホテルラングウッドで開いた。政府からは菅直人総理、細川律夫厚労相など多くの大臣のほか、民主党議員、社民党福島瑞穂党首ら政党代表も多数参加した。 主催者挨拶で古賀会長は、「働くことを軸とする安心社会を目指す」と強調、「雇用のセーフティーネット」「福祉などの社会的セーフティーネット」の充実・強化の年にしたいと抱負を述べた。 菅総理は、昨年の参院選前の不用意な発言で国会はねじれ状態になったが、社会保障制度の改革は待ったなしだ。4日の年頭会見で明らかにした、社会保障制度の拡充のため、消費税を含む税制改革について、超党派の議論をできるだけ早く開始し、6月をめどに方向性を出したい。野党の協力に期待する――と決意を述べた。細川厚労相は、「わが国の80%が雇用労働者」だとして、「雇用の確保、とりわけ50%台の学生就職率の低さを引き上げる努力が必要」「非正規労働者の正社員化が課題」と現在の課題を語った。 恒例の鏡開きには、菅総理、内閣府特命担当・海江田万里大臣、社民党・福島瑞穂党首、新党日本代表の田中康夫衆院議員など多数が登壇、「よいしょ」のかけ声の中で威勢よく鏡割りをおこなった。 |
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2011年新春アピール連合は、昨年12月の第59回中央委員会で、日本がめざすべき社会像として、「働くことを軸とする安心社会」を確認しました。安心社会とは、「ディーセントな(編注:働きがいのある人間らしい)雇用が保障され、病気、失業、子育て、老後など、人生のすべての段階におけるあらゆるリスクに対応できる制度が確立され、積極的に生きていこうとする人びとへの支援が提供され、人と人との良好な絆が培われている社会」です。この考え方を、私たちの日頃の運動の基本に位置付けるとともに、広く社会的に合意をする、2011年はそのスタートの一年にしたいと思っています。 そして、その実践の場の一つとして、2011春季生活闘争が目前に控えています。 2011春季生活闘争に求められるのは、配分の歪みを是正し、労働条件の復元、格差の是正を図ることです。そのことが、個人消費を回復させ、デフレ脱却、競争力強化にもつながっていくものと確信しています。すべての労働者の処遇を改善するとともに、国民の暮らしや生活に蔓延する「閉塞感」を打破し、活力ある社会への転換点とするべく、春季生活闘争に臨みます。 さらに、すべての働く者が希望と安心を享受できるよう、雇用保険制度の充実、求職者支援制度の創設などの「雇用のセーフティネット」の充実、及び、医療、介護、福祉などの「社会的セーフティネット」の機能を強化することも急務となっています。 私たちは、歴史的な政権交代を受け、政策や運動のスタイルを、「要求型」から「協議・実現型」へと変え、政府との政策協議の枠組みを構築し、これまでの政権では、なし得なかったこともできる環境を整えてきました。今年は、統一地方選挙が控えています。地方でも政権交代を果たし、働く者のための政治を盤石なものにするため、連合本部、構成組織、地方連合会が一体となって取り組みます。 また、先般発表された労働組合基礎調査によれば、全労働組合員数が2万4千人減少する中、連合組合員数は4万4千人増加しました。しかし、組織率は依然として18.5%です。今年は、組織拡大の取り組みを一層推進し、「700万人連合」を回復させ、労働組合の社会的責任を果たすことができるよう、組織としての力量を高めます。 こうした取り組みの一つ一つが、「働くことを軸とする安心社会」につながるものであり、私たち連合は、すべての働くものの拠りどころとして、その力を結集するとともに、志を同じくする様々な団体や個人と連携し、その実現に向け、着実に取り組みを進めます。 2011年1月5日 |
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| 日本労働組合総連合会 | ||
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